TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップといえば実質的な前身であるトヨタカップの伝統も手伝って、12月の風物詩になりつつあるイベント。それが今年は舞台をUAEのアブダビに移して行なわれる。アジアの王位から転落し、開催国枠をも失った日本からは3年ぶりに出場チームゼロ。
日本のファンには、残念な結果かもしれないが、追い風を受けた欧州王者バルセロナが本気で世界制覇を狙っていることを考えると、今大会を見逃すことはできない。
移動時間が短いアブダビでの開催はバルサにとって追い風だ。
まず、追い風というのは開催国変更による“時間短縮”だ。2006年大会で来日したバルサは移動疲れとひどい時差ボケに悩まされていた。しかし今回のフライトは日本行きより6時間ほど短く、時差も日本ならば8時間あるところが3時間まで縮む。これなら3年前、目眩と足の重さを訴えていたMFシャビも軽快に動けるはずだ。
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photograph by Mutsu Kawamori