＜ 記事に戻る

“格下の高校生”だった井上尚弥に敗北「試合後、初めて泣きました」後の世界王者たちを撃破“アマ最強ボクサー”は高校教師に…柏崎刀翔の壮絶人生
アマチュアボクシングのトップ戦線で長く活躍した柏崎刀翔。寺地拳四朗や京口紘人、重岡優大（写真右）をはじめ、のちの世界王者からも勝利を収めている ／ photograph by Naoki Fukuda 羽水高校の図書室でインタビューに応じる柏崎刀翔　©Number Web 少年時代の柏崎刀翔と弟・天秀（本人提供） 「ちびっ子ボクシング大会」で優勝した当時の写真（本人提供） ヘルマン・トーレスにWBCのベルトを巻いてもらう。当時小学6年生（本人提供） アマチュアボクシング界で一時代を築いた柏崎刀翔だが、元々はプロ志望だった　©Number Web 林田太郎が井上尚弥に勝利した2010年の全日本選手権決勝（複写）©Hirofumi Kamaya 2008年のインターハイ決勝。柏崎刀翔（左）はライバルの原隆二に敗れた　©KYODO 17歳、高校2年時の井上尚弥。2010年7月のインターハイで　©AFLO SPORT 2010年、当時17歳の井上尚弥　©Wataru NINOMIYA/PHOTO KISHIMOTO 2011年度のボクシング年間表彰でアマチュア部門の新鋭賞を獲得した井上尚弥（当時18歳）©Hiroaki Yamaguchi/AFLO 2014年4月、アドリアン・エルナンデスを圧倒する井上尚弥。プロ6戦目で世界王座を獲得した　©JIJI PRESS 2014年4月、井上尚弥はアドリアン・エルナンデスを破りWBC世界ライトフライ級王座を獲得　©JIJI PRESS アマチュアボクシングのトップ戦線で長く活躍した柏崎刀翔。写真右は後の世界王者・重岡優大　©Naoki Fukuda 2017年5月、プロ10戦目でWBC世界ライトフライ級王者となった寺地拳四朗。柏崎刀翔にはアマで2度敗れている　©JIJI PRESS 福井県立羽水高校で教師を務める元アマチュア全日本王者の柏崎刀翔（33歳）©Number Web 教師になっても「拳闘馬鹿」を貫く柏崎刀翔　©Number Web 柏崎刀翔にとって、井上尚弥が示した「掛け算の成長曲線」はひとつの指針になった　©Takuya Sugiyama 井上尚弥がフルトンからダウンを奪った追撃の左フック（1枚目／全3枚）　©Takuya Sugiyama 井上尚弥の発達した背筋に注目（2枚目／全3枚）　©Takuya Sugiyama 仰向けにダウンしたフルトン。ダメージは深刻だった（3枚目／全3枚）　©Takuya Sugiyama ダメージを負ったフルトンにラッシュをかける井上尚弥（1枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama ダメージを負ったフルトンにラッシュをかける井上尚弥（2枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama ダメージを負ったフルトンにラッシュをかける井上尚弥（3枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama ダメージを負ったフルトンにラッシュをかける井上尚弥（4枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama フルトンが崩れ落ち、レフェリーが試合をストップした（5枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama 崩れ落ちたフルトンとコーナーに駆け出す井上尚弥　©Takuya Sugiyama コーナーに上がってガッツポーズする井上尚弥　©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（1枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（2枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（3枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（4枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（5枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（6枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（7枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（8枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 体の厚みで勝るTJ・ドヘニーを圧倒する井上尚弥。当日の体重は過去最重量の62.7kgだった　©Takuya Sugiyama ドヘニーを棄権に追い込んだ7ラウンドの猛攻　©Takuya Sugiyama レフェリーが試合をストップした瞬間。観客から戸惑いの声が上がった　©Takuya Sugiyama 腰の痛みで棄権したドヘニーを見つめる井上尚弥　©Takuya Sugiyama 万全を期した防衛戦は不完全燃焼の結末に　©Takuya Sugiyama 拳を合わせてリングで一礼する井上尚弥　©Takuya Sugiyama 少年時代の柏崎刀翔と弟・天秀（本人提供） 「ちびっ子ボクシング大会」で優勝した当時の写真（本人提供） 少年時代の柏崎刀翔と笑顔の父。写真中央は元世界王者でトレーナーのヘルマン・トーレス（本人提供） ヘルマン・トーレスにWBCのベルトを巻いてもらう。当時小学6年生（本人提供） アマチュアボクシング界で一時代を築いた柏崎刀翔だが、元々はプロ志望だった　©Number Web 2008年のインターハイ決勝。柏崎刀翔（左）はライバルの原隆二に敗れた　©KYODO 大学1年時の全日本合宿。写真中央でしゃがんでいるのが柏崎刀翔とライバルの林田太郎（本人提供） 林田太郎が井上尚弥に勝利した2010年の全日本選手権決勝（複写）©Hirofumi Kamaya 2013年、自衛隊体育学校に入隊した柏崎刀翔（本人提供） 自衛隊体育学校時代の柏崎刀翔（2017年）©Naoki Fukuda 2019年の全日本選手権。大会後、父から労いのLINEが届いた　©Naoki Fukuda 羽水高校の図書室でインタビューに応じる柏崎刀翔　©Number Web 柏崎刀翔にとって全日本選手権での優勝は悲願だった　©Number Web さまざまな葛藤を抱きながらも、「闘いの螺旋から降りられない」と現役を続けた　©Number Web 井上尚弥の練習は、柏崎刀翔に「負けても仕方ない」と思わせるほどのレベルだった　©Number Web 2024年8月、羽水高校のボクシング練習場で　©Number Web

2014年4月、アドリアン・エルナンデスを圧倒する井上尚弥。プロ6戦目で世界王座を獲得した　©JIJI PRESS

この記事を読む

アマチュアボクシングのトップ戦線で長く活躍した柏崎刀翔。寺地拳四朗や京口紘人、重岡優大（写真右）をはじめ、のちの世界王者からも勝利を収めている ／ photograph by Naoki Fukuda 羽水高校の図書室でインタビューに応じる柏崎刀翔　©Number Web 少年時代の柏崎刀翔と弟・天秀（本人提供） 「ちびっ子ボクシング大会」で優勝した当時の写真（本人提供） ヘルマン・トーレスにWBCのベルトを巻いてもらう。当時小学6年生（本人提供） アマチュアボクシング界で一時代を築いた柏崎刀翔だが、元々はプロ志望だった　©Number Web 林田太郎が井上尚弥に勝利した2010年の全日本選手権決勝（複写）©Hirofumi Kamaya 2008年のインターハイ決勝。柏崎刀翔（左）はライバルの原隆二に敗れた　©KYODO 17歳、高校2年時の井上尚弥。2010年7月のインターハイで　©AFLO SPORT 2010年、当時17歳の井上尚弥　©Wataru NINOMIYA/PHOTO KISHIMOTO 2011年度のボクシング年間表彰でアマチュア部門の新鋭賞を獲得した井上尚弥（当時18歳）©Hiroaki Yamaguchi/AFLO 2014年4月、アドリアン・エルナンデスを圧倒する井上尚弥。プロ6戦目で世界王座を獲得した　©JIJI PRESS 2014年4月、井上尚弥はアドリアン・エルナンデスを破りWBC世界ライトフライ級王座を獲得　©JIJI PRESS アマチュアボクシングのトップ戦線で長く活躍した柏崎刀翔。写真右は後の世界王者・重岡優大　©Naoki Fukuda 2017年5月、プロ10戦目でWBC世界ライトフライ級王者となった寺地拳四朗。柏崎刀翔にはアマで2度敗れている　©JIJI PRESS 福井県立羽水高校で教師を務める元アマチュア全日本王者の柏崎刀翔（33歳）©Number Web 教師になっても「拳闘馬鹿」を貫く柏崎刀翔　©Number Web 柏崎刀翔にとって、井上尚弥が示した「掛け算の成長曲線」はひとつの指針になった　©Takuya Sugiyama 井上尚弥がフルトンからダウンを奪った追撃の左フック（1枚目／全3枚）　©Takuya Sugiyama 井上尚弥の発達した背筋に注目（2枚目／全3枚）　©Takuya Sugiyama 仰向けにダウンしたフルトン。ダメージは深刻だった（3枚目／全3枚）　©Takuya Sugiyama ダメージを負ったフルトンにラッシュをかける井上尚弥（1枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama ダメージを負ったフルトンにラッシュをかける井上尚弥（2枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama ダメージを負ったフルトンにラッシュをかける井上尚弥（3枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama ダメージを負ったフルトンにラッシュをかける井上尚弥（4枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama フルトンが崩れ落ち、レフェリーが試合をストップした（5枚目／全5枚）　©Takuya Sugiyama 崩れ落ちたフルトンとコーナーに駆け出す井上尚弥　©Takuya Sugiyama コーナーに上がってガッツポーズする井上尚弥　©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（1枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（2枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（3枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（4枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（5枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（6枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（7枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 井上尚弥vs.ルイス・ネリ。KOシーンの連続写真（8枚目／全8枚）©Takuya Sugiyama 体の厚みで勝るTJ・ドヘニーを圧倒する井上尚弥。当日の体重は過去最重量の62.7kgだった　©Takuya Sugiyama ドヘニーを棄権に追い込んだ7ラウンドの猛攻　©Takuya Sugiyama レフェリーが試合をストップした瞬間。観客から戸惑いの声が上がった　©Takuya Sugiyama 腰の痛みで棄権したドヘニーを見つめる井上尚弥　©Takuya Sugiyama 万全を期した防衛戦は不完全燃焼の結末に　©Takuya Sugiyama 拳を合わせてリングで一礼する井上尚弥　©Takuya Sugiyama 少年時代の柏崎刀翔と弟・天秀（本人提供） 「ちびっ子ボクシング大会」で優勝した当時の写真（本人提供） 少年時代の柏崎刀翔と笑顔の父。写真中央は元世界王者でトレーナーのヘルマン・トーレス（本人提供） ヘルマン・トーレスにWBCのベルトを巻いてもらう。当時小学6年生（本人提供） アマチュアボクシング界で一時代を築いた柏崎刀翔だが、元々はプロ志望だった　©Number Web 2008年のインターハイ決勝。柏崎刀翔（左）はライバルの原隆二に敗れた　©KYODO 大学1年時の全日本合宿。写真中央でしゃがんでいるのが柏崎刀翔とライバルの林田太郎（本人提供） 林田太郎が井上尚弥に勝利した2010年の全日本選手権決勝（複写）©Hirofumi Kamaya 2013年、自衛隊体育学校に入隊した柏崎刀翔（本人提供） 自衛隊体育学校時代の柏崎刀翔（2017年）©Naoki Fukuda 2019年の全日本選手権。大会後、父から労いのLINEが届いた　©Naoki Fukuda 羽水高校の図書室でインタビューに応じる柏崎刀翔　©Number Web 柏崎刀翔にとって全日本選手権での優勝は悲願だった　©Number Web さまざまな葛藤を抱きながらも、「闘いの螺旋から降りられない」と現役を続けた　©Number Web 井上尚弥の練習は、柏崎刀翔に「負けても仕方ない」と思わせるほどのレベルだった　©Number Web 2024年8月、羽水高校のボクシング練習場で　©Number Web

この記事を読む

ページトップ