常識破りの増量でボクシング界を席巻したマニー・パッキャオ。ブレイク前から“パックマン”を撮り続けた福田直樹氏が語る覚醒の瞬間とは / photograph by Naoki Fukuda 2016年11月、井上尚弥のミット打ちを見つめるマニー・パッキャオ 2003年11月、下馬評を覆しマルコ・アントニオ・バレラを11回TKOで撃破 パッキャオの猛攻に戦意を喪失して立ち上がれないエリック・モラレス フレディ・ローチの構えるミットにパンチを打ち込むパッキャオ 2008年6月、WBC世界ライト級タイトルマッチでデビッド・ディアスをキャンバスに沈めた瞬間 デラ・ホーヤを圧倒した一戦は「リングマガジン」のアップセット・オブ・ザ・イヤーに選出された 2010年11月、WBC世界スーパーウェルター級王座決定戦。身長180cmのアントニオ・マルガリートを大差で破り、6階級制覇を達成 遠距離から望遠レンズで撮影するカメラマンにも目線を送るパッキャオ フロイド・メイウェザー・ジュニアとの対決は「ボクシング史上最大のメガマッチ」とも謳われた メイウェザーに左の強打を打ち込むパッキャオ 2004年5月、のちに幾度も死闘を繰り広げるファン・マヌエル・マルケスと初対決 パッキャオは初回に3度のダウンを奪ったが、採点上のミスもあって1-1のドローに終わった 2006年1月のエリック・モラレス戦 2007年4月、ホルヘ・ソリス戦 8回、ソリスをKOするパッキャオ 2007年10月、リベンジを期すメキシコの英雄マルコ・アントニオ・バレラを返り討ちに 2008年3月、宿敵ファン・マヌエル・マルケスと2度目の対戦 マルケスとの第2戦。互いに流血する激闘は判定2-1でパッキャオが勝利した 2008年6月、パッキャオが増量によって“覚醒”したデビッド・ディアスとのWBC世界ライト級タイトルマッチ 2008年12月、圧倒的不利という前評判を覆しオスカー・デラ・ホーヤを撃破 2009年5月、イギリスのリッキー・ハットンに2回KO勝利。「リングマガジン」のノックアウト・オブ・ザ・イヤーに輝いた 2009年11月、ミゲール・コットを12回TKOで下しウェルター級の世界王者に(5階級制覇) 2010年11月、アントニオ・マルガリートに圧勝し6階級制覇を成し遂げた 2011年11月、判定2-0で勝利したマルケスとの3戦目 2012年6月、ティモシー・ブラッドリーに不可解な判定で敗れたパッキャオ 2012年12月、宿敵ファン・マヌエル・マルケスと4度目の対戦 マルケスとの4戦目。3回にダウンを奪われるパッキャオ ブラッドリーに強打を打ち込むパッキャオ 徐々に持ち直したパッキャオだが、6回終了間際に衝撃的なKO負けを喫した パッキャオ優勢で試合が進むも、2-1のスプリット判定でブラッドリーが勝利した 2014年4月、判定で敗れたブラッドリーにリベンジ成功 フロイド・メイウェザー・ジュニアとの「世紀の一戦」の会見 メイウェザー戦を前に不敵に微笑むパッキャオ 会見でのパッキャオ メイウェザー戦の計量の様子 2015年5月、メイウェザー戦でゴングを聞くパッキャオ ボディを攻めるパッキャオ。試合は技術に勝るメイウェザーが判定3-0で勝利した 2016年4月、ブラッドリーとのラバーマッチでは2度のダウンを奪い完勝 ブラッドリーの返り血を浴びたパッキャオ ブラッドリー戦後のパッキャオ パッキャオのスパーリング(2005年) ジムワーク中のパッキャオ(2006年) パッキャオの陽気な笑顔(2006年) サインを書くパッキャオ(2008年) パッキャオの入場シーン(2012年)

フロイド・メイウェザー・ジュニアとの対決は「ボクシング史上最大のメガマッチ」とも謳われた

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