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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
「箱根駅伝はチーム状況的に…」全日本大学駅伝《ヴィンセント超え》でMVPに…早大の超ルーキーって何者? レース後に明かした“衝撃の一言”の中身
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別府響Hibiki Beppu
photograph byNanae Suzuki
posted2026/11/02 11:03
全日本大学駅伝の3区でイェゴン・ヴィンセントの区間記録を更新した早大1年生の新妻遼己。箱根路ではどんな走りを見せるのか
ただ、新妻本人はそんな走りができた理由について、浮かれることもなく淡々と、実にクールに分析してくれた。
「調子が悪い時もありましたけど、体調とか怪我に気を付けて継続して練習できたのが大きかったと思います」
もともと新妻は双子の弟・昂己(神奈川大)とともに中学時代から世代トップを走るランナーだった。
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中3時に全中3000mで2位に入ると、兵庫・西脇工高では3年時のインターハイ5000mで外国人留学生を抑えて日本人32大会ぶりとなる優勝。同年冬の都大路でもエースが集まる1区10キロで、増子に次ぐ2位に食い込んでいる。
どちらかといえばスピード型の本田と増子に対し、新妻はロードでのタフさも兼ね備えたオールラウンドなタイプだった。高3時の近畿高校駅伝では、5キロ区間でそれまでの区間記録を35秒も更新する13分35秒という驚異的なタイムも叩き出している。
一方で、早大入学後はその増子や本田がトラックシーズンから学生陸上界でも屈指の結果を残していた中で、鳴り物入りで入学したルーキーとしては、傍から見れば少し出遅れているようにも見えた。
実際に10月の出雲駅伝にエントリーされた際には、関係者から「当日変更では?」という声も聞かれたほどだった。それでもその出雲で任された4区で区間新記録をマークし、それまでの評価を一気に覆して見せた。
花田勝彦監督も出雲駅伝後にはこう新妻を評価していた。
「夏場も練習をきっちりやってきて、本当に彼に結果を出してほしいなと思っていました。区間記録の走りをしてくれたので、私の中では新妻がMVPです」
一方で、いわゆる「つなぎ区間」での好走にすぎなかった出雲駅伝から、全日本ではエースが集まる主要区間での区間新記録となった。しかもレース展開がまだ固まり切っていない状況下で試合を決める走りを見せ、一気にチームのエース格へと躍り出た格好だ。
箱根はどうなる?…本人からは「まさかの一言」
さて、学生三大駅伝も残すは年始の箱根駅伝だけとなった。
出雲・全日本での走りを見れば、学生駅伝「最大の舞台」でも新妻の走りに期待をせずにはいられない。
だが、報道陣からそんな話を振られると、本人からは“衝撃の一言”が返ってきた。
<次回へつづく>

