テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「えっ、今から?」大谷翔平の取材が突然…テレビに映らないドジャース完敗劇、何があった?「前夜に急かされた退出」「気になった本拠地の空席」
posted2026/10/21 17:01
ナ・リーグ優勝決定シリーズでのドジャース大谷翔平の取材対応。急きょ決まったことだったという
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
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Naoyuki Yanagihara
不振の大谷、指揮官が下した決断
13日、ミルウォーキーからロサンゼルスに戻っての練習日。前日の第2戦後、大谷翔平が第3戦でベンチスタートになる可能性があると米メディアが報じていた。この日のデーブ・ロバーツ監督の会見では、その話題に質問が集中。指揮官は報道をかき消すかのように、大谷の先発出場を明言した。
会見が終わり、報道陣が引き揚げようとしたところで、今度は大谷が急きょ取材に応じることになった。
「えっ、今から?」
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質問の準備もできていない。ベンチスタート報道も影響していたのだろうか。慌てて戻り、ロバーツ監督との話し合いや屋外フリー打撃の狙いについて2つ質問した。
大谷は不振の原因について「なぜと言われると『実力だから』と言うしかない」と語った。右上腕二頭筋や左膝の故障を言い訳にはせず、打撃の「構え」や球の待ち方などに修正の余地を感じていた。
同僚が歌った日本語の応援歌
この日は思わず笑ってしまう場面もあった。
屋外フリー打撃の前、ハムレット・マルテ・ブルペン捕手が大谷に歩み寄ってきた。手には日本語の歌詞を書いたメモ。突然、歌い始めた。
「跳べ~、大谷~、夢の向こう側へ~」
何の歌だろうと思ったら、日本ハム時代の大谷の応援歌だった。佐々木朗希と仲が良く、日本語を勉強中というハムレット・マルテ・ブルペン捕手が、わざわざ覚えて披露したという。大谷もウィル・アイアトン通訳も大爆笑。連敗と打撃不振で重苦しくなりがちな状況だけに、何ともほほ笑ましい光景だった。
その後の屋外フリー打撃では15スイングで2本の柵越え。右翼中間へ推定130メートル弾も放った。4日連続の屋外フリー打撃だったが、バットを振る姿を見ていると、まだ何かを探っているようにも映った。

