テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
「えっ、今から?」大谷翔平の取材が突然…テレビに映らないドジャース完敗劇、何があった?「前夜に急かされた退出」「気になった本拠地の空席」
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byNaoyuki Yanagihara
posted2026/10/21 17:01
ナ・リーグ優勝決定シリーズでのドジャース大谷翔平の取材対応。急きょ決まったことだったという
そんな一日だったが、私は別の問題にも頭を悩ませていた。会社の携帯電話が見当たらない。球場内のどこかに置き忘れたのではないかと探し回っていた。
記者を急かした警備員、深夜の異変
気づけば午後7時半。普段は遅くまで記者室に残っていても、退出を急かされることは少ない。ところが、この日は警備員2人がやって来た。
「中継局以外は早く出てくれ」
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さらに、他社の記者が座っていた席を指さして「ここに座っているのは誰だ? 連絡してくれ」と頼まれる始末。普段とは違う慌ただしさが気になったが、私も捜索を切り上げた。
ちなみに、この日のロバーツ監督は大谷の翌日の打順について「2番から5番、いや、6番まである」と発言。わざわざ最後に6番を付け加えた。報道陣の間では、そこまで言うなら6番だろうと察していた。
大谷の秘密特訓と前夜の謎の答え
そして14日の第3戦。やっぱり大谷は6番だった。
さらに試合前、ロバーツ監督が興味深いことを明かした。
「翔平は昨夜も遅くまでここに残ってスイングを調整していた」
頭に浮かんだのは、前夜の警備員の動きだ。普段は退出を急かされないのに、あの日に限ってどうしてあれほど急いでいたのか。大谷も遅くまで球場に残っていたと聞いて、少し合点がいった。
もっとも、グラウンドで打っていたのか、室内で練習していたのかは分からない。警備員の対応との関係も確認できていない。ただ、現場で感じた普段との違いを、そのままにしてはいけないと改めて思った。
3連敗と気になった本拠地の空席
試合は2-6で完敗。3連敗となり、いよいよ後がなくなった。
もう一つ気になったのは本拠地の空席だ。地区シリーズでは猛暑の影響かと思っていたが、この日もところどころ目立った。チケット価格の問題なのか、強いことに慣れてしまったのか。理由は分からないが、地元で迎えたリーグ優勝決定シリーズにしては少し寂しい光景だった。〈つづきは下の【関連記事】へ〉

