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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「ああ…俺なのか」「大丈夫かな」今永昇太が2023年WBC決勝前夜の心境吐露…大谷翔平と共闘の晴れ舞台「考えてみれば、世界で二人しか…」
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byNaoya Sanuki
posted2026/10/16 06:00
2023年のWBC決勝に先発し、優勝に貢献した今永
決勝で先発するなんて想像もできなかった
「正直、半々でしたね」
今永は複雑な表情を浮かべ苦笑した。
「僕が日本代表に選出されたときは、決勝で先発するなんて到底想像もできませんでしたし、絶対に緊迫する場面……ああ、俺なのかって。決してネガティブではないんですけど、ナイーブというか大丈夫かなって気持ちにはなりましたね」
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今永はそう吐露したが、次の瞬間パッと表情を変え言うのだ。
「でも考えてみれば、世界で先発として二人しか上がることのできない特別なマウンド。ものすごく光栄なことだし、ここでマイナスに考える必要はないかなって。とにかく意気に感じることが大事だなって」
ローンデポ・パークでのメキシコ戦のサヨナラ勝ち。勝利に乱舞するチームメイトをよそに 今永には緊張の波が押し寄せていた。明日の決勝、ここで自分がオープニングを飾るのだ。その日、ホテルに戻ったのは深夜0時ごろだった。
「部屋に戻ってからはアメリカの選手の動画見て、こんな感じかと思いながら、でもコンディションのために寝なきゃいけないし、何だかいろいろソワソワしながら寝た記憶があります。え、眠れたか? はい、朝起きたときは意外と寝ることができたなって」
意気軒昂と挑む決勝戦。しかし試合前のブルペンで思ってもみなかったことが起こる。《第2回につづく》
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