相撲、この技、この力士BACK NUMBER
元横綱稀勢の里 二所ノ関親方が徹底解説
第42回:藤ノ川「負けん気と煽り技」
posted2026/09/13 09:00
text by

二所ノ関寛Hiroshi Nishonoseki
photograph by
Takayuki Ino(Illustariton)
今回は秋場所で新関脇に昇進した21歳の藤ノ川関を取り上げます。現在の幕内に藤ノ川関よりも速い相撲を取れる力士はいません。まさに「令和のスピードスター」といえるでしょう。
身長177cmと幕内力士としては小柄なので、番付が上がったら体格差に苦労するだろうなと見ていたのですが、上位陣を相手にしても暴れていますね。何より負けん気、闘争心にただならぬものを感じます。
今の幕内力士はみんな優しいし、行儀がいいですよね。インタビューの受け答えもしっかりしているし、外国出身力士も真面目でおとなしい印象です。昔はもっと血気盛んで、支度部屋のガラスが割れたりしていましたから(笑)。その点、藤ノ川関はちょっと懐かしいタイプです。誰と対戦しても気後れせず、「かかってこいよ」という気概を感じます。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。
残り: 1247文字
NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく
NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。
チェックを入れてボタンを押すだけ
Number Webを見つけやすくする
