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核心にシュートを!BACK NUMBER
「練習は1時間だけ」でも…選手から「キツイ」の声が!? バスケ日本代表“新ヘッドコーチ”はチームをどう変えた? 八村塁は「世界のレベルで教えてくれる」
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/08/27 17:01
2月からバスケットボール日本代表のHCを務める桶谷大と、2年ぶりに代表に合流した八村塁
短い時間であっても、これまで以上の強度を凝縮する。実際、守備では前体制以上に細かい動きを求められることも増えているという。河村勇輝はこう語っている。
「トムのときにはよりオーソドックスな形でのディフェンスが多かったんですけど……今はディフェンスがかなり綿密にというか、ルールがしっかりしているなとは感じています」
対戦相手のスカウティングを徹底し、弱点を突いていく。この設計を担うのが、ディフェンスのスペシャリストである吉本ACだ。NBAで長く活躍した彼はその手腕を買われ、新シーズンにはあのレブロン・ジェームズが加わったフィラデルフィア・セブンティシクサーズでAC兼ヘッドビデオコーディネーターを務めることが決まっている。
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伊藤はオフェンスとディフェンスにそれぞれ専任のコーチを置く意義をこう語る。
「HCが試合の中で必要とするところを、オフェンスだったらリッチマンコーチ、ディフェンスだったら吉本コーチにある程度見てもらえるので」
短い時間の中に、スカウティングに基づく緻密なルールを落とし込む。練習時間の短縮は効率化であって、決して簡素化ではない。
コーチ陣の人数も倍増…その効果は?
そして、この体制を語る上で欠かせないのが、コーチ陣そのものの規模だ。日本バスケットボール協会公式サイトによれば、ホーバス体制下の2025年度、日本生命カップ2025直前合宿に参加したスタッフはHCのホーバスを含めてAC3人、パフォーマンスコーチ2人、トレーナー2人、テクニカルスタッフ1人、チームマネージャー2人の計11人だった。
これが桶谷体制下の今回の合宿では21名がそろっている。現場の実感を、代表歴の長い馬場雄大はこう語る。
「もう利点しかないです。コーチ陣が多い分、ある意味で選手1人に対して1人のコーチがつく位の強度で選手がワークアウトできていることが大きいなと思っていて。各コーチがHCとコミュニケーションをとって、この選手にはこれが必要だという技術を、ワークアウトで落とし込んでくれているので」

