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核心にシュートを!BACK NUMBER
「練習は1時間だけ」でも…選手から「キツイ」の声が!? バスケ日本代表“新ヘッドコーチ”はチームをどう変えた? 八村塁は「世界のレベルで教えてくれる」
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/08/27 17:01
2月からバスケットボール日本代表のHCを務める桶谷大と、2年ぶりに代表に合流した八村塁
自主性に任せるよりチームとしての約束事を作る。枠組みを用意し、その枠の中で選手が自由にプレーする。
リングへのアタックとオープンな3ポイントを狙うという目的自体はホーバス時代と変わらない。しかしそこに至るまでの道筋には、誰が見ても真似できる設計図が引かれるようになった。
つまり「再現性」を大切にしたオフェンスを志向しているのだ。
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このストラクチャーの明確さは、練習のあり方そのものにも波及した。
1回の練習が1時間半を超えることはなく、新体制になった当初は1時間で終わることもあったという。「阿吽の呼吸」の構築を大切にしていた前体制では、1日に2回の練習が組まれることも多々あった。それから比べれば大きな変化だろう。
オフェンスとディフェンスを分けた分解練習、ミーティング、映像、個人ワークアウトなどを組み合わせることで、時間を絞りながら必要な要素を詰め込む工夫が随所にある。
もちろんこの短縮は、選手の負荷を考えてのものでもある。2日間の短い休養明けとなった8月19日の練習で、桶谷はこう説明している。
「メンタル的にも休みが重要だったと思うので。今日は対人練習なしでした」
限られた時間の中で選手を消耗させすぎない。「ロードマネジメント」という発想が、練習設計の随所に組み込まれている。
練習時間は短くなっても…選手からは「キツイ」の声
もっとも練習時間が短くなることと、内容が緩くなることはまったく別の話だ。選手たちの実感は高島紳司の言葉に色濃く表れている。
「1つのメニューが終わって、次のメニューに移るまでゆっくり……というような練習スタイルもありますが、次のメニューに移るときにはダイスさん(※吉本泰輔AC)が『走れ!』みたいなことを言ってくれるので」
最初のウォーミングアップから1つめの練習メニューが終わるまでは休む時間はおろか、給水時間もない。だから、最初の給水時間まではかなり「キツイ」という意見も複数の選手から聞かれる。

