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「涙は見世物では」“ブラジル戦で落胆”上田綺世をテレビカメラから守り、スタメンに水配り…W杯日本代表“最年少FW”後藤啓介21歳とは何者か 

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ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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posted2026/07/17 17:00

「涙は見世物では」“ブラジル戦で落胆”上田綺世をテレビカメラから守り、スタメンに水配り…W杯日本代表“最年少FW”後藤啓介21歳とは何者か<Number Web> photograph by REUTERS/AFLO

北中米W杯日本代表で最年少だった後藤啓介。上田綺世と良好な関係性で自らを磨き上げている

 後藤は相手の守備スタイルや特徴を分析し、時間帯や試合展開を読んで、得点を奪うのがチームのためになると考えるなら――がむしゃらに、ゴールを狙いにいくこともできる。

 彼が心がけているのは、いつも一つ。以下のサッカーの本質を突き詰めることだ。

 団体競技で、相手よりも多くゴールを決めたチームが勝つ。

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 だから、勝つために最適解をまずは探る。そして団体競技として、相手よりゴールを決めるために最善手を指す。

水配りを率先「洋輝くんが欲しそうにしていたので」

 今大会でも、ハーフタイムに入るや否や、後藤がスタメンで出ていた選手たちに水を配る姿が話題になった。ただ、それは後藤が「チームとして勝ちたい」というサッカーの本質を見据えているから生まれた行動にすぎない。たとえばオランダ戦、巨大なクーラーボックスを持ってピッチに入っていった理由を、こう明かしている。

「(伊藤)洋輝くんが欲しそうにしていたので。自分もスタメンで出たときは欲しいなと思いますし」

 さすがに巨大なボックスを持ちながら走り回るのは大変だということで、次からは6本ほどのボトルが入るホルダーが用意された。そして、それを持って後藤と早川友基が2人で配って回ることになった。

 ただ、その行動をもって「後藤は献身的な姿勢を持った健気な若者だ」と判断するのは、あまりに短絡的だ。むしろ〈本当の後藤らしさ〉が表れていたのは、名波浩コーチが指摘した細やかな配慮の中にあった――。
《つづきは下の【関連記事】へ》

#2に続く
「魂あふれるプレーだな!」長友佑都も堂安律も菅原由勢も認めた熱量…「自分のキャリアは正直どうでも」日本代表21歳FW後藤啓介が不可欠になったワケ
この連載の一覧を見る(#1〜3)

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