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“激怒の堂安律”を見た取材記者「理解しがたい判定」“ボロボロのソックス騒動”中村敬斗も鎌田大地も消耗…なぜW杯スウェーデン戦終盤は大苦戦したか

posted2026/07/03 06:01

 
“激怒の堂安律”を見た取材記者「理解しがたい判定」“ボロボロのソックス騒動”中村敬斗も鎌田大地も消耗…なぜW杯スウェーデン戦終盤は大苦戦したか<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

オランダ戦、チュニジア戦で活躍した中村敬斗だが、スウェーデン戦で厳しくマークされるとともに「ソックス騒動」に巻き込まれた

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NumberWeb編集部

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Kiichi Matsumoto/JMPA

北中米W杯グループF第3戦、日本はスウェーデンと1-1のドローに終わり、2位でグループステージ突破を決めたが……現場取材記者が明かした舞台裏記事の凝縮版をお届けします。

田中碧の充実と“じつは苦しんだ終盤戦”

 スウェーデン戦のMVPを問われた記者は、迷わずある選手の名を挙げた。前田大然、鈴木彩艶の奮闘を認めつつも、「田中碧選手ですね」と。「日本代表の試合に命を懸けていると感じるほどの凄みでした。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間にピッチに座り込みましたから」という言葉が、その凄絶さを物語っている。

 リーズ所属の田中は、世界最高峰のリーグであるプレミアリーグで研鑽に励んだ。その姿をW杯の舞台で体現した形だ。

 しかし当の本人は、淡々としていた。

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「自分が普段からやっている部分が出ているなというだけ。まだまだできることもあるし、課題もたくさんある」

 称賛を素直に受け取ることなく、勝利を手繰り寄せられなかった悔しさが先に立っていたという。

 試合全体を振り返れば、前半は日本が狙い通りの戦いを見せた。Optaのデータによれば、前半のシュート数は4対2、クロス数は8対2と日本が上回り、「隙のないチーム」を体現していた。しかし後半はシュート数で4対8、クロス数で3対8と様相が一転。とりわけ試合終盤はスウェーデンに主導権を握られ、GK鈴木彩艶のビッグセーブ連発で難を逃れた。

 なぜ日本は、上手くいかない状況に陥ったのか。

 記者は要因として、相手のロングボール多用による間延びと、主力選手の累積疲労を挙げた。特に鎌田大地、さらに中村敬斗ら攻撃のカギを握るキーパーソンがグループステージ3試合を通じて出場時間率90%前後に達しており、その消耗は無視できないものだった。

堂安の激怒、敬斗のソックス…理解しがたい判定だったが

 そして、試合中に多くの視聴者が気になったシーンがある。

【次ページ】 堂安の激怒、敬斗のソックス…理解しがたい判定だったが

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