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<異色対談>「遠藤保仁×岩田剛典」元日本代表と人気アーティストが語るW杯の注目ポイント… 遠藤が明かした意外な事実「実は妻が岩田さんのファンなんです」
text by

石井宏美Hiromi Ishii
photograph byAsami Enomoto
posted2026/07/09 17:00
アーティストの岩田剛典(左)とサッカー元日本代表の遠藤保仁(右)。異色の対談が実現した
岩田 僕のまわりを見ていると、成功している方は人よりもよく考え、よく努力している方が多いと感じます。自分の持っている武器でどう戦うかを徹底的に研究しているんですよね。それが僕の思う「努力」の本質です。もちろん、夢やロマンを追う熱量も大切ですが、同じくらい大事なのは、客観的な目線で自分をどうプロデュースしていくかを冷静に判断できる視点。その両方を持っている人が結果をつかんでいくのだと感じています。
遠藤 僕は自己分析出来る人かなと思います。どこを努力すべきかを分かっている人は、自分の強みをしっかり伸ばせますし、弱みも隠さず向き合って成長させていける。サッカーは11人に加えてベンチメンバーも含めて戦うスポーツなので、仲間同士でカバーし合う場面も多い。その中で自分の強みを発揮するためにも、自分を一番よく知ることは本当に大事。そしてもう一つは、ブレないこと。自分はこうだ、と決めたら貫き通せるメンタルの強さ。その揺るがない軸を持てる人こそ上のレベルに進んでいけるのだと思います。
――それは現役時代に遠藤さんが心がけていた部分ですか。
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遠藤 若い頃は勢いで突っ走ることもありましたけど、経験を重ねるうちに、そうした“カド”のようなものが少しずつ取れていきました。自分の弱みも素直に言えるようになったし、むしろ言った方がいいと思えるようにもなってきて。いろんな選手に助けてもらいながら、自分の土俵でプレーする。それはどの監督の下でも心がけてきたことです。岩田さんは活動する上で何を大切にされてきましたか。
岩田 個人とグループでは働き方が大きく違いますね。グループの仕事では、チームワークや適材適所がとても重要で自分ができないことや、自分がやる必要のないことを仲間に任せることも、物事を円滑に進めるうえで欠かせないと感じています。どこで前に出て、どこで出すぎないようにして、どこを任せるのか。そのバランスを意識しながら取り組んでいます。個人の仕事は成功も失敗もすべて自分で背負うという点では怖いもの知らずで挑める反面、本当にすべてを自分で受け止めなければいけないという厳しさもあります。そのあたりに個人とグループの大きな違いがありますね。

