肉体改造でカブス鈴木誠也30歳「43本塁打139打点ペース」“大谷超え打点王”ありえる…大谷翔平2度目登板は復帰戦と“大違いの内実” 

〈パドレス戦〉
フォーシーム9球
スイーパー10球
シンカー8球
スプリッター1球

〈ナショナルズ戦〉
スイーパー7球
フォーシーム6球
カットボール3球
スプリッター2球

　シンカーは1球も投げなかった。

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　捕手がスミスから若いラッシングになったこともあるのかもしれないが、大谷は今、MLBの試合で、各球種を試す「調整登板」という内実もあるのかもしれない。それで1回無失点だから恐れ入る。

「登板日にホームラン」という大谷らしい活躍をナショナルズ戦で見せた　©Getty Images

　打者としては登板前の2試合、大谷のバットから快音はほとんどなかったが――この試合では日米通算300号にあと1本となる本塁打に三塁打で5打点。不振が長続きしないのも今季の特徴だろう。

乱闘寸前のド軍vsパドレスで松井裕樹が初セーブ

　以下、各メジャーリーガーの成績。ドジャースとパドレスの4連戦は大谷を含む死球禍が起きた一方で、松井裕樹がMLBキャリア初のセーブを挙げた。

〈ラーズ・ヌートバー/カージナルス〉
74試284打65安9本31点4盗43球73振 率.229 OPS.706
6月17日ホワイトソックス戦3打0安0本0点0盗 1球0振
6月19日ホワイトソックス戦2打1安0本1点0盗 2球0振
6月19日ホワイトソックス戦5打1安1本1点0盗 0球2振
6月20日レッズ戦4打2安0本1点0盗 0球2振
6月21日レッズ戦4打1安0本0点0盗 1球1振
5試18打5安1本3点0盗 4球5振 率.278

　打撃不振もあり1番ではなく5～7番を打っているが、打撃は復調気味だ。四球を4つ選んでいる。

〈山本由伸/ドジャース〉
15試6勝6敗0S 84.2回62安9本30球95振 責26率2.76
6月19日パドレス戦6.1回7安1本0球5振 責3（100-70）●

　同地区の難敵パドレス戦はしぶとく7回途中まで投げたが、ボガーツに二塁打、本塁打を打たれ負け投手になった。

〈佐々木朗希/ドジャース〉
8試1勝1敗0S 34.1回29安6本22球24振 責18率4.72

　右肩のインピンジメント症候群を発症し5月9日のダイヤモンドバックス戦後にIL（負傷者リスト）入り。ロバーツ監督は「今季はマウンドに上がることはないだろう」と当初話したが、8月中の復帰希望を示唆したとの報道も。

〈菅野智之/オリオールズ〉
15試5勝4敗0S 83.2回84安14本17球50振 責33率3.55
6月20日ヤンキース戦3.2回7安1本3球4振 責3（89-56）

　3試合連続で5回を持たずに降板。3回にはジャッジに本塁打を打たれる。ベテランは厳しい状況に差し掛かっている。

〈千賀滉大/メッツ〉
13試7勝3敗0S 73.2回51安4本31球70振 責12率1.47

　12日のナショナルズ戦の6回、一塁のベースカバーに入り右太ももを痛めIL（負傷者リスト）入り。しかし軽症とのこと。

〈菊池雄星/エンゼルス〉
16試2勝6敗0S 89.2回85安11本43球87振 責30率3.01
6月20日アストロズ戦7回6安2本0球9振 責2（103-69）

　アストロズ戦で7回103球の好投も味方援護なく、まだ2勝のまま。

〈松井裕樹/パドレス〉
32試2勝1敗1S 30回22安2本15球35振 責10率3.00
6月17日ドジャース戦1回1安0本1球2振 責0（13-9）
6月19日ドジャース戦0.1回0安0本1球1振 責0（11-4）S

メジャー初セーブを挙げた松井　©Getty Images

　19日のドジャース戦、9回裏、クローザーの元阪神スアレスが大谷に死球を与え、危険球退場となり急遽マウンドへ。場内が騒然とする中、ロハスを歩かせたもののラッシングを空振り三振に取り、MLB初セーブを挙げた。

今永、ダルが復帰間近…デバース移籍で吉田正尚は？

　ILやマイナー調整が続いている選手の現状は以下の通り。

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