「ほう…長嶋茂雄あってのナンバーですからね！」あの長嶋さんが…巨人担当記者が振り返るミスター昼寝秘話と伝説の表紙「長嶋茂雄にラブコールを！」 

「ああ仙ちゃんを激励にいったときのね。覚えていますよ。海の見える部屋でね」

　社交辞令かホントに覚えていてくれたのかは分からない。ただ、あの長嶋さんが、そう言ってくれた。それだけでめちゃくちゃテンションが上がったのを覚えている。

バッシングの中「長嶋茂雄にラブコールを！」

　ナンバー創刊1000号記念特集。煌びやかなスターたちが並ぶ記事の中で、初代編集長の岡崎満義さんの「『江夏の21球』と起死回生の長嶋茂雄。」というコラムに思うことがあった。

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　創刊号の山際淳司さんによる「江夏の21球」は高い評価を受けながら、その後の売り上げは惨敗続き。そんな瀕死のナンバーが起死回生をかけて出したのが、創刊10号の「SOS！長島茂雄へラブコールを！」だった。

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長嶋茂雄あってのナンバーですからね！ ～ミスターにそう言ってもらえる嬉しさ～