大谷翔平に名物記者ズバリ「アンチも認めざるを得ない」オオタニvsジャッジ“アメリカで激論”のウラで…聞かれたジャッジ本人の“ある答え”

　ドジャース大谷翔平vsヤンキースのアーロン・ジャッジ。

　この2人の顔合わせとなった今年のワールドシリーズを米メディアは「夢のシリーズ」と呼ぶ。

　ドジャースがリーグ優勝決定シリーズ第6戦でメッツを倒しワールドシリーズ進出を決めた直後、米中継テレビ局FOXスポーツのインタビュアーもフィールドに出てきた大谷翔平にいきなりこう尋ねていた。

「アーロン・ジャッジやフアン・ソト、ヤンキースと戦うことをどれだけ楽しみにしていますか？」

　大谷の答えは「素晴らしい球団だというのは間違いないですし、素晴らしいチームですし、今名前が出た選手以外も素晴らしい選手ばかりなので、本当にこれからも全員の力で頑張っていきたいと思います」と至って冷静なものだったが、周囲は大谷とジャッジのマッチアップへの期待で熱く盛り上がっている。

WS進出を決めチームメイトらと喜びを分かち合う大谷翔平　©Getty Images

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米メディアも「オオタニvsジャッジ」に大注目

　ドジャースとヤンキースがワールドシリーズで対戦するのは1981年以来でこれが12度目。大谷は今季54本塁打、ジャッジは58本塁打でそれぞれのリーグで本塁打王のタイトルに輝いたが、ワールドシリーズで本塁打王同士が対決するのは1956年のヤンキースのミッキー・マントルとドジャースのデューク・スナイダー以来で、50本塁打以上を放った選手同士が対戦するのは史上初となる。大谷、ジャッジともにそれぞれのリーグMVP選出が確実視されているが、MVP同士がワールドシリーズで顔を合わせるのは2012年のジャイアンツのバスター・ポージーとタイガースのミゲル・カブレラ以来だ。

　MLBは公式サイトやSNSで「大谷VSジャッジ」をメインにしたプロモーションに全力を注ぎ、米国内でワールドシリーズの放映権を持つFOXもシリーズの予告CMで大谷とジャッジの2人だけをフィーチャーしたハイライト映像をドラマチックなナレーションとBGMで流している。海外中継と米国内のラジオ中継権を持つ米スポーツ専門局ESPNはドジャースとヤンキースのマッチアップが決まった翌日に「我々はヤンキースとアーロン・ジャッジ、ドジャースとショウヘイ・オオタニが対決する2024年ワールドシリーズを大々的にカバーします」と声明を出し、中継以外に特番放送も決定するなど大変な力の入れようだ。

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