セ・リーグの初出場は15人、果たして誰？

＜セ・リーグ＞
〇先発投手
森下暢仁（広）初出場
〇中継ぎ投手
岩崎優（神）初出場
〇抑え投手
R．スアレス（神）初出場
〇投手
柳裕也（中）2回目/1試0勝0敗0S 2回2奪三振 率13.50
戸郷翔征（巨）初出場
高橋優貴（巨）初出場
T．ビエイラ（巨）初出場
高梨雄平（巨）初出場
青柳晃洋（神）2回目/1試1勝0敗0S 2回0奪三振 率0.00
又吉克樹（中）2回目/1試0勝0敗0S 1回2奪三振 率9.00
三嶋一輝（De）2回目/1試0勝0敗0S 2回0奪三振 率0.00
山崎康晃（De）6回目/5試0勝0敗0S 5回4奪三振 率9.00
栗林良吏（広）初出場
清水昇（ヤ）初出場
S．マクガフ（ヤ）2回目/1試0勝0敗0S 1回2奪三振 率0.00

〇捕手
梅野隆太郎（神）3回目/4試8打3安1本1点0盗 率.375
木下拓哉（中）初出場
中村悠平（ヤ）6回目/9試11打3安0本0点0盗 率.273

〇一塁手
J．マルテ（神）初出場
D．ビシエド（中）2回目/2試4打1安0本0点0盗 率.250
〇二塁手
山田哲人（ヤ）6回目/10試27打8安1本2点0盗 率.296
菊池涼介（広）7回目/11試23打6安0本1点0盗 率.261
〇三塁手
村上宗隆（ヤ）2回目/2試6打2安0本0点0盗 率.333
岡本和真（巨）3回目/4試9打0安0本0点0盗 率.000
〇遊撃手
中野拓夢（神）初出場
坂本勇人（巨）12回目/25試61打18安4本7点2盗 率.295

〇外野手
佐藤輝明（神）初出場
近本光司（神）2回目/2試6打5安1本2点1盗 率.833
鈴木誠也（広）5回目/8試23打9安2本4点0盗 率.391
Z．ウィーラー（巨）初出場
大島洋平（中）5回目/9試15打4安0本1点4盗 率.267
佐野恵太（De）初出場

　セ・リーグも先発広島の森下暢仁、中継ぎで阪神の岩崎優、抑えの阪神スアレスが初出場。7回出場の巨人・菅野智之の名前がないのがやや寂しい。

　中日の又吉克樹は2017年以来2回目だが、この3年間は二軍落ちを経験するなど成績が低迷しただけに感慨深いだろう。

坂本初出場の2008年、セの4番打者は？

2008年、オールスターに初選出されたころの坂本勇人と阿部慎之助©Kyodo News

　野手陣では巨人の坂本勇人が12回目の出場。初出場時には、セの4番は巨人アレックス・ラミレス、5番は阪神の金本知憲、パの先発は日本ハムのダルビッシュ有だった。時代を感じさせる。坂本は今回の両軍メンバーでは最多の4本塁打を打っている 。

　対照的に巨人の4番、岡本和真はここまで9打数安打なし、3三振に終わっている。

　阪神勢の躍進が目立つが、中でも驚異的なのが近本光司。2019年第2戦では1番中堅で先発して5打数5安打2打点、サイクルヒットを記録したのは記憶に新しい。注目は大型新人・佐藤輝明に集まるが、猛アピールできるようなら最近、腰折れ気味の阪神打線にとって活力となりそうだ。

　巨人の高梨雄平、ウィーラーはともに楽天からの移籍組。移籍当初は大きな期待はされていなかったが、今や攻守で欠かせぬ存在。こうした「苦労人」の活躍にも期待したい。

　2年ぶりの開催となったこともあって、64人中28人が初出場というフレッシュな顔ぶれだ。コロナ禍の「真夏の球宴」。いつまでも記憶に残る試合になればと思う。

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