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長谷部誠、3年ぶりゴールの後に――。
「シュートを打つ意味を再確認」
text by
ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph bySports Graphic Number
posted2016/05/12 17:00
「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。
レスター優勝は「本当にすごいこと」。
――最近はダブルボランチでの出場が多く、フスツィとコンビを組むことが多く、フィーリングも良くなってきたのでは?
「フィーリングの部分ではずっと同じやり方で、つかんできていると思います。ただ、ドルトムントのような強い相手との試合のときに真価が問われます」
――4月16日のレバークーゼン戦も相手のスーパーゴールを許したあとは集中が切れてしまいましたが、相手に先制される試合終盤まで高い集中力をもって守れていましたし、あのような戦いをしたいと?
「レバークーゼン戦は70分くらいまで我慢していても、そこでやられてガタッと来てしまった。そういう意味では90分間集中することが大事かと」
――ただダルムシュタット戦の前半に、長谷部選手はボールを奪ってから高い位置までドリブルで運んで行ったシーンがありましたが?
「でも、監督はそれを求めていないから。攻撃に絡むといったら、起点になるパスとか、低い位置から相手の裏を狙うとか、そういう形になると思いますね」
――レスターの優勝が決まりましたが……。
「昨日夜の(レスターの優勝が決まる)トッテナムの試合は、(同時刻の)ブレーメン戦みてたから見てないけど、本当にすごいことだと思いますね。もちろん、トップのチーム……ユナイテッド、シティ、チェルシーなどが、今シーズンはこけてしまったことを差し引いたとしても、シーズンを通してレスターは安定していたと思うので。だからすごい結果だと思うし。岡ちゃんもそういうところにいって優勝したというのは同じ日本人として嬉しいですね」
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