武藤嘉紀の名言

やっぱり日の丸を背負っている姿ってカッコいい。自分も選ばれたかったけど、叶わなかったから、とにかく羨ましいなって思ってました。嫉妬とか、そういうのは全くなかった。代表に選ばれる実力も自信もないことは、自分がよく分かってましたから。

FC東京の下部組織から慶應大学に進学したが、今季から退部し、FC東京とプロ契約。代表入りも果たし、ベネズエラ戦では初ゴールも決めたが、FC東京U-18に所属していた当時、U-17W杯に出場する青森山田の柴崎岳を羨望のまなざしで見ていたという。すでに武藤にとって日の丸のユニフォームはあこがれの対象ではない。4年後のW杯では中心選手になってもらわなければ困る、次代のホープなのだ。

Number864号(2014/10/30)