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岡崎慎司が本当に言いたかったこと。
ブラジル戦後コメントを完全掲載! 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph bySports Graphic Number

posted2014/10/21 16:30

岡崎慎司が本当に言いたかったこと。ブラジル戦後コメントを完全掲載!<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。

「ネイマールを潰さないで見ているだけでは厳しい」

――どうやってゴールを獲りたいと思っていた?

「クロスですね。(酒井)高徳が攻め上がって、単純にフンワリと上げたり、(逆をついて)速いクロスをあげたりとか。その中で別に(攻撃に出るのが)2、3人じゃなくて、4人でもいいと思うんです。ただ、(相手の)前の選手が3人残っているときに(日本の守備陣が)5枚で守れるくらいには残していかないと。実際はそうならず(相手のカウンター時に日本の守備陣が)3人くらいになって、最後に裏をとられるような感じになってしまった。もし5枚いたら、1回(自陣に)引いてしまえるじゃないですか? でも、その時間もなくポンとやられていた。

 でもこういうサッカーをしていくことで、守備の仕方も学べると思う。あのクラス(の相手)は前を向いたときの速さが(他のチームとは)全然違うから。この(対応する)レベルも、自然と上げないといけないというか。ネイマールのように、前を向いた時に強い相手には“待つ”だけじゃダメというか、今日はがっつり削りにいくようなヤツもいなかったと思う。そういう選手を(試合を)体験できることもあまりないと思うんですけど、ただ、あそこで潰さないで見ているだけでは厳しいので。結局、あそこ(ネイマール)に当てて相手は前に押し上げてくるので」

――試合後に監督から話は?

「いや、まだですね」

――これまでのブラジル戦と比べて前に進んだ部分は?

「正直『進んだ』とかは今は言える段階ではないと思っている。でも、オレたちはこれで行くと決めている。W杯を経て、どうやったら結果を残せるんだろうということで、今までのことを別に捨てるわけじゃないけど、1回、逆のことを追求していかないと、と自分は思っている。今までやってきたことを念頭に入れながらも、ある程度は引いてもいいから、勝利をものにするサッカーを追求してみようというのがある。その流れを続けることが、僕は一番大事だと思います。今日やったようなサッカーで、もっと上乗せしていくというか。(自分たちがボールを)取った、その直後に取られてカウンターでやられた。その部分のリスクマネージメントの仕方をやっぱり考えていかないといけない。とにかく、進むしかないと思います」

他にもジャマイカ戦後の酒井高徳、細貝萌の言葉など日本人情報満載です。
この続きは、メルマガNumber「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」でぜひお読みください。
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