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1位はやっぱりディープインパクト、では2位と3位は?「あなたが選ぶ“最高のダービー馬”はどの馬ですか?」ベスト5発表《600人アンケート》 

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2023/06/26 17:30

1位はやっぱりディープインパクト、では2位と3位は?「あなたが選ぶ“最高のダービー馬”はどの馬ですか?」ベスト5発表《600人アンケート》<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

計631票が集まった「あなたが選ぶ“最高のダービー馬”」アンケート。平成以降のダービー馬35頭の中から、ベスト5に選ばれた馬とは?

2位 ナリタブライアン(1994年) 68票

 “シャドーロールの怪物”と呼ばれた三冠馬ナリタブライアンが、60票を集めて2位に選ばれました。

 3馬身半差で制した皐月賞に続き、ダービーでは他馬のいない大外を回る“安全運転”で5馬身差の圧勝。さらに菊花賞では2着に7馬身差をつけ、1994年の三冠レースすべてで絶対的な能力の違いを見せつけました。1歳上の半兄ビワハヤヒデも同年の天皇賞・春と宝塚記念を制しており(天皇賞・秋で屈腱炎を発症して引退)、まさに“最強の兄弟”が競馬界を席巻した1年だった、と言えるでしょう。

「初めてリアルで見た三冠馬。大外を回って全馬を置き去りにする圧倒的なあの勝ち方は今でも忘れない。ダービーに限って言えば、最強の勝ち方をした馬だと今でも思う。獲物を狙うかのような体を沈み込ませるあの走り方も魅力的だった」(49歳・男性)

「外、外を回って他馬より何十メートルも多く走って、かつ5馬身差の圧勝。とにかく強かった」(47歳・男性)

「どんな馬と走っても、負ける気が全くしなかった。私が最強牝馬だと思っているヒシアマゾンの追撃をかわして優勝した有馬記念も、マヤノトップガンと一騎打ちになった阪神大賞典も、強くて憧れさえ抱く走りでした」(48歳・女性)

「ナリタブライアンの印象から、シャドーロールを付けている馬がみんな速そうに見えた(笑)」(51歳・男性)

 歴代の三冠馬のなかでも、全盛期のナリタブライアンのパフォーマンスの凄まじさは際立っていました。「名勝負はいろいろあった。しかしながら皐月賞、ダービーのパフォーマンスを含め最強。それ故に最高」(37歳・男性)、「歴代ダービー馬で最も強いと思うから」(49歳・男性)、「最強。それに尽きる」(51歳・男性)といったコメントからも、多くのファンがその“強さ”に魅せられていたことが窺えます。

【次ページ】 「僕がおじいちゃんになっても、孫に伝えたい馬」

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