日本代表経験者の三竿健、小川諒は？

＜MF三竿健斗（27、サンタクララ、元東京V、鹿島、元日本代表）：★★＞
（リーグ）17試合0得点0アシスト
市場価格：160万ユーロ（2.4億円）→180万ユーロ（2.7億円）

　今年1月、鹿島から完全移籍。ボランチとして起用され、最初の3カ月は先発出場を続けたが、その後は控えに転落。チームも2部へ降格してしまい、去就が注目される。

スポルティング戦、守田とデュエルする三竿　©Getty Images

＜左SB小川諒也（26、ヴィトリア＝FC東京から期限付き移籍、元日本代表）：★＞
（リーグ）6試合、（欧州カンファレンスリーグ予選）4試合1アシスト、（国内カップ）1試合、＜合計＞11試合0得点1アシスト
市場価格：90万ユーロ（約1.4億円）→70万ユーロ（約1.1億円）

　昨年7月から今年6月までの期限付き移籍。シーズン序盤には主として途中から起用されたが、適応に苦しみ、昨年11月を最後にピッチに立てなかった。

2部クラブに所属したカズは…

＜三浦知良（56、2部オリヴェイレンセ＝横浜FCから期限付き移籍、元サントス、ヴェルディ川崎など、元日本代表）：★＞
（リーグ）3試合0得点0アシスト
市場価格：10万ユーロ（約1500万円）→変動なし

　今年2月から6月までの期限付き移籍。4月22日の試合でアディショナルタイムに出場し、ポルトガルにおけるスポーツ選手の最年長出場記録を更新。5月15日の試合でもアディショナル・タイムに出場し、5月28日の最終節では後半19分から出場した。

　チームは4－3で勝ち、試合を中継したテレビ局がマン・オブ・ザ・マッチに選んだが、本人は「自分は特に勝利に貢献していない。この賞にふさわしくない」。それでも、「少なくとも60歳まではプレーしたい」と言明した。

「56歳の現役選手」としてポルトガルでも話題になったが、出場機会が少なく、得点、アシストという結果も残せなかった。日本帰国後、「来季も、自分が情熱を傾けることができるチーム、目標が持てるチームでプレーしたい」と語り、現役続行への意欲を示している。

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