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大学ラグビーに新風を運んだ“チャレンジャー”東洋大。

posted2022/12/25 07:00

 
大学ラグビーに新風を運んだ“チャレンジャー”東洋大。<Number Web> photograph by Nobuhiko Otomo

東洋大の齋藤主将は父がセネガル人で母が日本人。齋藤は母の姓。チーム内では“ラミン”と呼ばれているという

text by

大友信彦

大友信彦Nobuhiko Otomo

PROFILE

photograph by

Nobuhiko Otomo

「選手たちは精一杯の力を出し切ってくれた。キャプテンにはお疲れ様といいたい。負けて残念な気持ちはありますが、今日は相手の力が上でした」

 12月11日の秩父宮ラグビー場。東洋大・福永昇三監督はさわやかに試合を振り返った。リーグ戦2部から29年ぶりに1部へ昇格した東洋大は、初戦で4連覇中の王者・東海大を破る金星。その後も接戦を拾い続け、リーグ3位に食い込んで大学選手権初出場。初戦で最多出場&最多優勝の早大と対戦し、後半25分までリードを奪う見事な戦いを演じた。最後はラスト15分間に2T2G1PGと畳みかけられ19-34で逆転負けしたが、齋藤良明慈縁(らみんじえん)主将は胸を張った。

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