――最後に。河村選手と同じ2001年生まれのアスリートたちが活躍しています。野球では佐々木朗希、サッカーでは久保建英、体操では橋本大輝……気になる選手はいますか？

河村　サッカーの久保建英選手だったり、バレーボールの高橋藍選手だったり。実は高橋選手とはプライベートでも連絡をとっています。ただ、アスリートっぽい話は全然しないんですけどね（笑）。

――どんな話をするんですか？

河村　ご飯の話ですね、何がおいしいかとか（笑）。あと彼は今、イタリアでプレーしているので海外生活の話もよく聞きます。

――久保選手もすでに海外でプレーしています。将来的には世界で、という思いもありますか？

河村　プロとして海外でプレーすることはとてもいい経験だと思いますし、いずれ自分にもチャンスがあればいいなとは思っています。

――そうやって口にできるのも、プロになったからこそですね。

河村　大学では学業との両立があるので、バスケットボールだけに打ち込むというわけにはいきませんでしたが、今はそれができる状況。それこそが今の自分が求めていた環境でもあったので、こういう選択肢も広がってくるかなと思います。

イタリアでプレーする高橋藍（日体大）とはプライベートの交流もあるという　©︎Italy Photo Press/AFLO

――プロとして、今後はプライベートの時間の使い方も重要になってくると思います。

河村　ずっと“オン”だといつかパンクしてしまうので、オンとオフの切り替えには気を使っています。オフの時間は……今はなかなか難しいですが、自分はおいしいものを食べるのが好きなので友だちとご飯に行きますね。お寿司が好きで、回転寿司にもよく行っていました。あと温泉が大好きなんですよ。今は家のお風呂に入浴剤を入れて我慢しています（笑）。

――「海でサーフィンする」というアクティブな過ごし方より、「癒され旅」の方がリフレッシュできると？

河村　そうですね。いい温泉に入って、おいしいご飯を食べて、いい旅館でゆっくり休む（笑）。旅行は大好きなので、うまく時間を見つけて行きたいです。

――早く行けると良いですね（笑）。今後の活躍、そして2024年パリ五輪の姿を楽しみにしています。

河村　日本一のポイントガードになれるように頑張ります。ありがとうございました。

試合時とは違う“前髪をおろしたスタイル”で姿を現した河村。「ゲームの時はジェルでガチっと固めていきます（笑）。それも1つのオンとオフの切り替えになっているかもしれません」©︎Tomosuke Imai

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