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アーモンドアイ陣営も「化け物かも…」グランアレグリアは豪華メンバーマイルCSでも抜けている?

posted2020/11/20 17:01

 
アーモンドアイ陣営も「化け物かも…」グランアレグリアは豪華メンバーマイルCSでも抜けている?<Number Web> photograph by Satoshi Hiramatsu

アーモンドアイに2馬身半もの差をつけて勝利した安田記念のグランアレグリア

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平松さとし

平松さとしSatoshi Hiramatsu

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Satoshi Hiramatsu

 ジャパンCが早くも話題になっている。JRA史上初めて無敗で3冠牝馬となったデアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が出走を表明したのに続き、真っ向勝負を挑むように無敗の3冠馬コントレイル(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)が参戦。更には先日の天皇賞(秋)を制してJRA史上初となる芝GI8勝目をマークしたアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)も出走を表明。3冠馬3頭が一堂に会する過去に類をみない大一番となった。

 この1戦が注目されるのは当然だが、その1週前、今週末に行われるマイルチャンピオンシップ(GI、阪神競馬場、芝1600メートル)も錚々たるメンバーが揃っている。昨年の覇者でありJRA賞最優秀短距離馬にも輝いたインディチャンプ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)、3年前の優勝馬であるペルシアンナイト(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)、昨年のNHKマイルC(GI)のほか海外でも香港マイル(GI)を制したアドマイヤマーズ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)、また、2年前のNHKマイルCの覇者ケイアイノーテック(牡5歳、栗東・平田修厩舎)と今年の覇者ラウダシオン(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)、そのNHKマイルCこそ2着だったものの昨年の阪神ジュベナイルF(GI)勝ちのあるレシステンシア(牝3歳、栗東・松下武士厩舎)。

サリオスはコントレイル以外の誰にも負けていない

 これだけでも素晴らしい実績馬が揃う事が分かるが、加えてサリオス(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)とグランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)がいるのだから豪華メンバーといっていいだろう。

 サリオスはここまで6戦して4勝2着2回。勝ち鞍の中には今回と同じ阪神競馬場の芝1600メートルが舞台となる朝日杯フューチュリティS(GI)がある。2着に敗れた2回は皐月賞(GI)と日本ダービー(GI)で勝ち馬はいずれもコントレイル。先述した無敗の3冠馬であり、この馬以外にはただの1度も先着を許していない。前走の毎日王冠(GII)は自身初めてとなる古馬との一戦だったが、終わってみれば2着のダイワキャグニーに3馬身の差をつける楽勝ぶりで単勝1.3倍の圧倒的1番人気に応えてみせた。

【次ページ】 サリオスに勝る人気が予想される馬が

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