高校サッカーPRESSBACK NUMBER
本田望結「お芝居以外で涙を流すことはほとんどないんですが…」高校サッカー応援マネージャーへの抱負
posted2020/11/17 11:01
第99回高校サッカー選手権応援マネージャーに就任した本田望結。「1人がみんなのために頑張るチームスポーツもかっこいい。青春だし、憧れはあります」
text by
谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph by
Wataru Sato
――高校サッカー応援マネージャー就任、おめでとうございます。
ありがとうございます！ 夢だったのでとても嬉しいです。
――マネージャー就任を聞いた時の感想は？
普段はお芝居以外で涙を流すことはほとんどないんですが、自分でも「あ、涙が出ている」と思うほど泣いていました。「本当に叶うんだ……」と不思議な気持ちでしたね。
――最初は実感が湧かなかった？
その日の夜、帰りの新幹線の中で“赤マル”を書いたときにようやく「あ、本当に夢が叶ったんだ！」と実感したんです（笑）。
――“赤マル”って？
毎年の目標や夢をスマホにメモしているんですが、叶ったら1つずつ絵文字の赤マルをつけていくんです。お芝居、スケートのことだけじゃなく「友達を作りたい」「身長を伸ばしたい」とか願望も。16歳の今にしかできない目標として1番目に書いたのが「高校サッカーの応援マネージャー」でした。
――メモに書いて本当に叶うなんてすごいですね。
自分でもびっくりしています。でも、同時に責任も感じているんです。歴代の応援マネージャーの方を見ると、本当にすごい方ばかり。私が就任していいのかな？と不安もありました。でも少し時間が経つと、任せてもらったからには「本田望結を選んでよかったな」と思ってもらえるように頑張りたいという思いが強くなっています。スポーツ選手としての経験もそうですし、関西で小藪（千豊）さんとスポーツ情報番組（関西テレビ『こやぶるSPORTS』）のアシスタントMCをやらせてもらっているので、そこで培ってきたことをしっかりと発揮したいです。
昨年度の決勝で見た森七菜さん
――歴代の応援マネージャーで印象に残っている先輩はいますか？
昨年度のマネージャーを務めた森七菜さんです。実は昨年の決勝戦を父と観に行ってたんです。その時、ピッチにいた森さんと安村さん（直樹・日本テレビのアナウンサー）をいいな〜と眺めていました。スタッフさんに「その時の写真はありますか？」と聞かれて気づいたのですが、自分が写った写真が1枚もなくて。いつも母が写真を撮ってくれるのですが、父と2人で夢中で試合を見ていたので忘れていました（笑）。
＜歴代応援マネージャー＞
2005年（第84回）堀北真希
2006年（第85回）新垣結衣
2007年（第86回）北乃きい
2008年（第87回）逢沢りな
2009年（第88回）川島海荷
2010年（第89回）広瀬アリス
2011年（第90回）川口春奈
2012年（第91回）大野いと
2013年（第92回）松井愛莉
2014年（第93回）広瀬すず
2015年（第94回）永野芽郁
2016年（第95回）大友花恋
2017年（第96回）高橋ひかる
2018年（第97回）清原果耶
2019年（第98回）森七菜
【歴代マネージャー秘蔵写真】初々しい堀北真希＆広瀬すず、ガッキーの横にいるのは炎のストライカー？
サッカー好きの父にも会場に来てほしい
――応援マネージャーになったことに姉・真凜さんや妹・紗来さんは何か言っていましたか？
おめでとう！と言ってくれました。特に妹はとてもびっくりしてましたね。「え！あの！」って感じで。広瀬アリスさん、すずさんのように私もやりたい！と思っているかもしれません（笑）。
――決勝戦を一緒に観に行ったお父さんも喜んでいたのではないですか？
父は高校でもサッカーをやっていたので、娘が応援マネージャーになることは不思議なことだと思います。ただ、就任が決まった時、（私が）めちゃくちゃ泣いていたのでなんと言われたのか記憶にないんです（笑）。でも絶対に喜んでいるはず。会場に観にきてほしいです！
