「どれだけ偉大な過去でも未来は作れない」

「どれだけ偉大な過去でも未来は作れない。未来を作れるのは今。ボクは海外で出会う若い外国人レスラーに『キミは未来だ』と言うんですけれど、ここに来ているみなさんも“Future（未来）”なわけです。

　就職活動は大変だと思いますけど、心から応援しています。

　新日本プロレスに入ってくれた暁には、いっしょにすばらしい新日本プロレスを作り上げていきましょう」

　棚橋は、近未来を共に過ごすかもしれない若者たちにエールを送った。

　そしてまた、棚橋はシリーズに戻っていった。

　4月には新日本プロレスにとって大きなチャレンジになる、ニューヨークの「マジソン・スクエア・ガーデン」が待っている。