松山英樹、勝負を決める108mmBACK NUMBER

松山英樹はコース環境を批判しない。
全米最終日の「-4」を生んだ戦意。 

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舩越園子

舩越園子Sonoko Funakoshi

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photograph bySonoko Funakoshi

posted2018/06/18 12:45

松山英樹はコース環境を批判しない。全米最終日の「-4」を生んだ戦意。<Number Web> photograph by Sonoko Funakoshi

3日目まで苦しいゴルフを強いられながらも、最終日で挽回した松山英樹。それでもその背中からは満足気な様子はない。

「今は最悪の状態は免れているって感じ」

 逆にグリーンがスローダウンされ、易しい設定に突然変えられた最終日も「選手は与えられた場所でやるしかない」と潔かった。

 そして何より松山は、現状に満足しきることをせず、常に向上心を抱き、そして常に一縷の望みを抱いている。

「今は最悪の状態は免れているって感じ。何かをしなければいけないとすれば、それは全部だと思う」

 それをすれば、きっと良くなる。その先に目指すメジャー優勝がある。松山は悔しさと落胆の中でも戦意を絶やすことはない。今年の全米オープンで、そんな松山の強さが確かに見えた。

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松山英樹

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