さくら道 横峯さくら
さくら道 横峯さくら
お知らせ
- 横峯さくらが語る『さくら道』紹介動画を公開しました!
- 5月13日放映の「GET SPORTS」(テレビ朝日/25:25~26:40)に横峯さくらプロが出演予定です。
横峯さくら、32歳。
ありのままに綴る!
「結婚したら引退する」と決めていた。ところが、約4年前に結婚したのに、今もプロゴルファーを続けている自分がいる。
2015年から米ツアーに参戦して4年目。32歳の横峯さくらが考えるゴルフと幸せのあり方とは。
夫との出会いから、米ツアー参戦の苦労、キャンピングカーでツアー転戦、人生初のスランプ、ゴルフと幸せが繋がった瞬間など、試行錯誤の日々を率直に、ありのままに綴った初の自叙伝。
目次
プロローグ結婚したら、辞めると決めていた
米ツアーの前2011-2014転機
- 1夫・森川陽太郎との出会い
- 2彼氏との仕事は敬語で
- 3結婚して叩かれた。悔しさを糧に
- 4引退、それとも……?
- 5転機となったインターナショナルクラウン
- 6最終予選会なんて、通って当たり前?
「一緒に人生を作っていく感覚」森川陽太郎
米ツアー1年目2015変化の年
- 110試合あれば勝てると思っていた
- 2ゴルフ人生初の3戦連続予選落ち
- 3米ツアー初の最終日最終組で弱気に
- 4いつだって、初日の朝はご飯が喉を通らない
- 5空路が怖くてキャンピングカーを買う
- 6一人で転戦する選手をリスペクト
- 7同じコースなのに別のコース
- 8米ツアーを攻略するために
- 9ルーキーイヤーの締めはメキシコで
- 10フェレットの死に直面して
「不思議な縁から始まったお仕事」近藤昭彦
米ツアー2年目2016環境を整える
- 1まずは先入観なしに挑戦してみる
- 2ルーティンを作る
- 3美味しいお店を開拓することが、楽しみのひとつに
- 4プロ人生最大のスランプ
- 5「攻めろ」と言われても……
- 6普通にプレーして16オーバー
- 7夫婦のバランス
- 8体調不良が最高成績の秘訣?
- 9旅の必需品
米ツアー3年目2017気づきと決断
- 1猛練習したけれど
- 2オーバースイング誕生秘話
- 3先輩の優しさに触れて
- 4人生初、コーチをつける!
- 5正解のスイングを求めて
- 6愛犬トロを飼う
- 7お母さんゴルファーを見て選択肢が広がる
- 8子育てと引き際
- 9試合に出場できる幸せ
- 10初の韓国ツアーで気づいた韓国人選手の強さ
- 11探し求めていた復調のヒント
「私はさくらちゃんのスイングが大好きです」大山志保
米ツアー4年目2018ゴルフと幸せ
- 1ゴルフを続ける覚悟
- 2食べて鍛えて、5kg増量に成功
- 3技術に完全なゴールはない
- 4人と関わり、世界の見え方が変わる
- 5思いを込めて完成した特別なボール
- 6嬉しさ半分、悔しさ半分
「キャディの勘で、“この選手は本物だ!”と感じた」ジョン・ベネット
エピローグだから、ゴルフを続ける
横峯さくらよこみね・さくら
1985年12月13日、鹿児島県生まれ。父と姉の影響で8歳よりクラブを握る。2004年、18歳でプロテスト合格。2009年に年間6勝をあげ、賞金女王の座を獲得した。2011年には史上最速最年少の25歳6カ月で生涯獲得賞金7億円を突破した。2013年は連続予選通過の日本記録101試合を達成。最年少で生涯獲得賞金9億円に到達し、LPGAメルセデス年間最優秀選手を獲得した。2014年4月22日、森川陽太郎と入籍。同年、生涯獲得賞金は10億円を超えた。2015年より、拠点をアメリカのダラスに移して、米LPGAツアーを主戦場とする。
「結婚したら引退する」と決めていた。
昔から「お母さん」になることが夢だったし、プライベートと仕事の両立は無理だと思っていたから。
ところが、約4年前に結婚したのに、今もプロゴルファーを続けている。
しかも、海外嫌いだった私が、主戦場を米国女子ツアーに移したなんて、まさかの展開に自分自身が一番驚いている。
人生の転機は、主人の森川陽太郎に出会ったこと。
米ツアーの選手のライフスタイルを知ったことも、仕事を楽しめるきっかけとなった。
今は自然体で仕事とプライベートを両立している。
そう、ほんの数年前までは「ゴルフが幸せに繋がる」と思ってもみなかった。 横峯さくら