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インド出身の21歳、可愛いシャルマ。
ウッズを彷彿させた米ツアー初参戦。

posted2018/03/06 11:40

 
インド出身の21歳、可愛いシャルマ。ウッズを彷彿させた米ツアー初参戦。<Number Web> photograph by Sonoko Funakoshi

世界選手権シリーズ最年少優勝に挑んだシュバンカル・シャルマ。愛嬌のある表情で人気も上がりそうだ。

text by

舩越園子

舩越園子Sonoko Funakoshi

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Sonoko Funakoshi

 最初は名前も読めなかったが、「シュバンカル・シャルマ」と発音することがわかった。

 インド出身の21歳。先週開催されたメキシコ選手権の出場選手の中で最年少であることも、すぐにわかった。

 それにしても、名前も聞いたことがない若者が、なぜ選りすぐりのはずの世界選手権シリーズに出ているのだろうかという疑問がわいた。シャルマとは何者なのか。誰もが、そう思った。

 だが、2日目に単独首位へ浮上し、3日目を終えても首位をキープしていたシャルマは、世界のメディアの取材に愛らしい笑顔で答え、彼がどんな選手であるかは徐々にわかってきた。

 そして彼は瞬く間にメディアセンターの人気者になった。いやいや、メディアセンターのみならず、コース上でも日に日に人気を集め、子供たちからも「シャルマ! シャルマ!」と声援が飛んだ。

「ドリーム・カム・トゥルーだ!」

 初めてのメキシコ選手権、初めての米ツアー、初めての世界選手権。

 そんな初めてづくしの中で、難しいパットを次々に沈めていくシャルマが今大会に初出場で初優勝を達成したら、これはもうタイガー・ウッズを思わせるセンセーショナルなデビューになるのではないか。そんな期待が人々の間で膨らんでいた。

 2位に2打差の単独首位で迎えた最終日。最終組でともに回るのは「幼いころからの僕の憧れ。レジェンドです」とシャルマが評するフィル・ミケルソン。

「ドリーム・カム・トゥルーだ!」

 シャルマは自分が優勝をかけて戦うのだという現実を実感しつつも、やっぱり夢見心地だった。

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シュバンカル・シャルマ
フィル・ミケルソン

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