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武藤嘉紀、ハットトリック達成後――。
「これに一喜一憂せず、チームのために」 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph byTakuya Sugiyama

posted2015/11/11 16:40

武藤嘉紀、ハットトリック達成後――。「これに一喜一憂せず、チームのために」<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。

「左足首の痛みのせいにしたくなかった」

――今日は3点とれたことが嬉しかったですか? それとも4点目を獲れなかったのが悔しいですか?

「まぁ、4点取れてチームが勝てれば、それがベストでしたけど、今日は2-3で追いかける展開になってしまったので、引き分けられて良かったなと思います」

――試合中に(左足首の)痛みはありましたか?

「支障はあるだろうとは思って試合に出ているので。痛みはありましたけど、(試合に)出るからにはその痛みのせいにしたくなかったので。それが良い結果になって良かったなと思います」

――最近はチームが低調ですが、最後に追いつけたことで良くなっていく兆しが見えましたが?

「失点のところっていうのは……やっぱり最近は失点が多いですし、そこはどうにかして、チームとして修正しなければいけないと思います。2-0から2-3になって、でも、そこで最後まで諦めずに3点目を取れたということが、次につながる結果だったんじゃないかと思います」

「2人目だということは知らなかった」

――日本人選手としてはブンデスリーガで2人目のハットトリックを達成しましたが?

「もちろん嬉しいです。2人目だということは知らなかったので。その結果というのは非常に嬉しく受け止めて。ただ、これに一喜一憂せず、チームのためにプレーして得点を取り続けられたらいいなと思っています」

――痛み止めなどは飲んでいた?

「まあ、飲んではいましたけど。良かったです。チームもいい状況ではなかったので、負けも続いていて……。何が何でも出たかったですし、監督も……なんていうんだろ、出て欲しいという気持ちもあったと思うので。それが得点につながったというのは、監督が信頼してくれたこともありますけど、得点につながってよかったなと思います」

――3点目のシーンですけど、トラップからどういうイメージでシュートに持っていったのですか?

「トラップは……本当はもう少しニアを抜きたかったんですけど。落ち着いて、やっぱり相手の動きも見て、トラップしてからしっかり、横にずらして打てたので。良いゴールだったんじゃないかなと思います」

この他にも、長谷部誠や清武弘嗣、酒井宏樹へのインタビューなども掲載しています。
続きは、メルマガNumber「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」でぜひお読みください。
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