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五輪アスリートの体調を支える、新世代スリーピングツール。 

text by

高成浩

高成浩Seikoh Coe(POW-DER)

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photograph byTomoki Momozono

posted2010/04/25 08:00

五輪アスリートの体調を支える、新世代スリーピングツール。<Number Web> photograph by Tomoki Momozono

 トリノ五輪よりも多くのメダルを獲得し、前回大会以上の成績を収めた日本。この躍進を陰から支えた、ある「モノ」の存在をご存知だろうか。

 高性能マットレス、エアウィーヴ。今大会、多くの選手が睡眠時に使用し活躍を支えたアイテムである。

 練習の疲れや競技へのプレッシャーを和らげるため、快適な睡眠はアスリートにとって必要不可欠だ。2年前の北京五輪でも、北島康介ら競泳チームが抜群の寝心地を求めエアウィーヴを使用。バンクーバー五輪も上村愛子をはじめ、ほとんどの選手がこのマットレスを宿舎に持ち込み、使用したという。

 糸状のポリエチレン樹脂を3次元に絡み合わせた新世代マットレスは、ソフトなウレタン製とは異なる「高反発」を生む。また、一方向しか反発しない金属スプリング製と違い、あらゆる方向に荷重を吸収するのだ。

一流エアラインのファーストクラスに導入された実績。

 実際に仰向けに寝てみると、お尻と肩甲骨、踵を支点に身体が浮いている感じがする。最初は違和感を覚えるかもしれないが、固さに慣れるとむしろ腰が沈み込まないので、背骨や腰椎に余計な負担がかかっていないことに気づく。横を向いても俯せになっても快適な上、寝返りをうつのが非常に楽である。さらに繊維状の樹脂が空気の層を形成し断熱効果を生むため、暖かくそして蒸れない寝心地は、まさに「快感」と言っていい。

 また極細繊維状樹脂で作られているため、簡単に洗うことができる。寝具を清潔に保てるのも魅力のひとつだ。

 4月から全日空の国際線ファーストクラスのマットレスに導入されるなど、エアウィーヴはスポーツシーン以外でも人気急騰中である。

 人生の3分の1は睡眠状態だという。エアウィーヴを使用し、3分の1を極上の時間に変えてみるのも悪くない。

WEAVA JAPAN Airweave

マットレスのカバーは片面がメッシュ、もう一方はキルト。シングル/幅100×長さ195×厚さ5cm。6万6150円(税込)。同素材の枕(幅60×長さ40×厚さ6~10cm)1万4490円(税込)。

(問)ウィーヴァ ジャパン (電話)0120-824-811

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