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NumberPREMIERの動画インタビューによる新連載「ドラ1の方法論」では、プロ野球選手を数多く輩出してきたチームを徹底取材し、その育成術を探っていく。記念すべき1回目に登場するのは、前人未到の「4年連続の複数ドラ1」という快挙に迫る青山学院大。就任から8年で4度の日本一に輝いた指揮官・安藤寧則に話を聞いた。《後編も公開中。中野真博コーチ、鈴木泰成選手、渡部海選手の動画インタビューも近日中に公開予定です》
毎年、複数のドラフト1位選手が生まれ、アマチュア球界をにぎわせる。
2023年の常廣羽也斗(広島)と下村海翔(阪神)から始まったその系譜は、24年の佐々木泰(広島)と西川史礁(ロッテ)、25年の中西聖輝(中日)と小田康一郎(DeNA)と続く。同一チームによる3年連続の複数ドラフト1位は、60年のドラフト史のなかで青山学院大しか達成していない。
「何をしたっていうのは本当になくて」
多くの「ドラ1」を送り出しながら、監督の安藤寧則はいたって謙虚だ。

「普段から『人を含めて環境だぞ』と学生たちに言っているなかで、切磋琢磨しながら自分の成長につなげてくれていると思います」
安藤が言う「環境」とは、自身の指導者人生とも密接に関係している。
青山学院大に在籍中だった98年から20年にわたり、高等部の監督を務めた。高校野球界では無名に等しいチームながら、06年夏と11年に東東京ベスト8へと導くなど、その指導力は東京では知られていた。
ここで安藤は、選手が自らの意志で動くことこそが、彼らの成長になると実感した。
「マリオネットを作る気はないので。やはり、自分で考えて行動してほしいんですね。野球をやるのは学生たち。我々は、やりがいを持てるようにしていくだけなんです」
安藤が19年に青山学院大の監督になってからもチームの体制は不変だ。全体練習は短く、その分を〝自由時間〟に充てる。ここに選手の意欲や自主性が試されるわけだ。
「自分で動ける」選手がプロへ行く
青山学院大が「ドラ1」を多く輩出しているのは「いい選手を獲っているから」だと思われがちだ。だが、実際は違う。この特殊な環境において、高校生の段階から「自分で動けるかどうか?」を安藤は見定める。

佐々木や小田は高校時代にキャプテンだった。今年の青山学院大の「ドラ1候補」もチームの中心人物だった。渡部海は智辯和歌山2年の夏に正捕手として5人のピッチャーをリードし日本一となり、155キロ右腕の鈴木泰成も東海大菅生では下級生から主戦を担った。
安藤が教え子たちの歩みに目を細める。
「常廣たちの代だった中島(大輔=楽天6位)もそうなんですけど、プロに行くような子というのは、こちらから何も言わなくても自分たちでやるべきことをやれるんですよ」
人材を見抜く力と自主性を促す環境。青山学院大の「ドラ1」への道は常に整っている。

動画では以下のような話題について語っています。
- 〝複数ドラ1〟のすべては人との出会いから
- 就任1年目は東都2部。逸材確保のため考えたこと
- 限られた「8人」の推薦枠。監督の勧誘基準とは?
- 選手獲得の必須項目。「先輩とマッチするかどうか」
- 青山学院高等部での20年間の指導が生きたこと
- 全体練習が短いからこそ「指示待ちの選手はいらない」
学生時代から指導者として選手を育成してきた安藤寧則監督。毎年のように複数「ドラ1」を送り出す、こだわりとは? 約15分間の前編インタビューを是非ご覧ください。
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