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若貴・曙と同期の魁皇、綱取り、4度目の正直を。

2009/03/08

 友綱部屋の悲願達成なるか。師匠の友綱親方が夢にまで見る愛弟子魁皇の土俵入り。明治44年に昇進した太刀山以来途絶えている名門からの横綱誕生は、今度こそ正夢となるのだろうか。

 太刀山はその全盛期には、強烈極まりない突っ張りで無敵を誇ったという。攻撃に徹する横綱を示す現在の「不知火型」土俵入りは、この太刀山の型を踏襲しており、もし魁皇が横綱に昇進すれば、本家本元の「不知火型」の約1世紀ぶりの復活が期待される。持病の腰痛という爆弾を抱える魁皇にとって、攻撃相撲を15日間取り続けることが、爆発回避の唯一の道といえる。

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