「ゴールして電光掲示板を見たときは、予選よりも縮まっていて、本当に自分のタイムなのか!? と信じられない気持ちでした。人生のターニングポイントになったレースだったと思います」
6月の陸上日本選手権。17歳のスーパー高校生・後藤大樹が400mハードル予選で為末大の日本高校記録を30年ぶりに塗り替える48秒31を叩き出すと、決勝では48秒09の驚異的なタイムで、黒川和樹らシニアの選手たちに1秒近い差をつけて頂点に立った。
「日本選手権の決勝はずっと憧れてきた舞台。タイムを気にするよりも、全力で楽しむ気持ちで走ろうという思いで臨んでいました。レース直前はこれまでにないほどワクワクしていました」
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photograph by Tamami Tsukui
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