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「大の里関と出会っていなかったら…」欧勝海が振り返る“同郷の新横綱”からの勧誘「早く追いつくのが目標です」《若手連続インタビュー③》
2025/07/08
20代の進境著しい相撲界。若き東西横綱に追いつくべく日々稽古に励む若き4人のフレッシュな素顔に迫る。(原題:[若手連続インタビュー]未来を切り開くのは俺だ 欧勝海)
「大の里関と出会っていなかったら、僕はお相撲さんになっていませんでした」
きっぱりとそう言い切るのは、大の里と同郷で1歳下の欧勝海だ。4つ上の兄の影響で、大の里と同じ石川県の津幡町少年相撲教室で相撲を始めた。小学1年生だった。正直あまり乗り気ではなく、野球や水泳も習ったが、兄に厳しく稽古に行くよう言われ、中学も相撲部に入って本格的に打ち込んだ。
クラブチームの先輩だった大の里は、中学から新潟へ「相撲留学」。体が大きくなり、白鵬杯優勝など輝かしい成績を残していた。そんな彼から声をかけられた。「また同じチームで相撲をやろう!」。
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photograph by Takuya Sugiyama
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