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「数年後に外野のレギュラーになってほしい」ボブ・ナイチンゲールが大谷翔平は「少し過大評価されている」と見る理由《MLB名物記者が語る②》
2024/12/30
「50-50」――MLBの歴史に不滅の大記録が刻まれた。特別なシーズンを現場で追い続けた取材者たちは、規格外のプレイヤーをどのように見ていたのか。米メディアの辣腕記者4人が、その衝撃を明かした。(原題:[MLB名物記者に訊く]記者席から見た異次元のシーズン ボブ・ナイチンゲール「外野のレギュラーに数年後にはなってほしい」)
今シーズンの翔平に関して最も印象に残っているゲームを選ぶとすれば、やはり50-50に到達した9月19日、ローンデポパークでのマイアミ・マーリンズ戦だ。6打数6安打3本塁打10打点2盗塁。とにかく特別なパフォーマンスだったし、レギュラーシーズンの一戦としてはこれ以上ない働き、貢献度だったからだ。
ただ、50-50は重要な記録ではあるが、少し過大評価されているのではないかとも思っている。昨シーズン、アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が成し遂げた40-70の方が難しい数字なのかもしれない。
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photograph by Daisuke Sugiura