ポスト長友佑都――。
6月15日のエルサルバドル戦で日本代表デビューした頃から、こう呼ばれるようになった。170cmの体格も、明大2年の途中まで応援席で太鼓を叩いた雑草系のキャリアも、左右のウイングバックとして90分間タッチライン際を「常に120%で」走りまくるスタイルも、“本家”とよく似ている。
6月24日のFC東京戦の前には、長友先輩からこう声をかけられた。
「日本代表に選ばれたから良かったねで終わらせるんじゃなくて、お前がここからどれだけ成長できるか。そこに目を向けろよ。俺もだけどな」
後輩は深々と頷いた。まさに自身に言い聞かせていた言葉だったからだ。
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photograph by Yudai Emmei