#1062
巻頭特集

記事を
ブックマークする

[第4戦 KEYMAN]宇田川優希&山崎颯一郎「“弾丸ボーイズ”が守った1点」

2022/11/05

 お立ち台に立ってヒーローインタビューに答える3人の背番号の合計が99+96+63の258というのは、日本シリーズでの最多記録だろう。決勝タイムリーを放った背番号99、ラオウこと杉本裕太郎がこう言った。

「ヤバい球、投げてるんで、今日、2人とも回跨ぎしたんですけど、でも、明日も投げてもらおうと思います」

 苦笑いを浮かべた2人――背番号96の宇田川優希と背番号63の山崎颯一郎の中継ぎコンビは、昨年の日本シリーズはもちろん、今シーズンが始まったときにも、夏を迎えたときにさえ、中継ぎの頭数に入っていなかった。それが9月以降、ホークスを差したバファローズに欠かすことのできない中継ぎの切り札になったのは、いったいなぜだったのか。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Nanae Suzuki

0

0

0

前記事 次記事