#1058

記事を
ブックマークする

コロナ集団感染を乗り越えて。FC今治がピッチで流した涙。

2022/09/17
前節からスタメンが8人入れ替わったFC今治。インディオ(左)のハットトリックなどでチームは連勝を4に伸ばした

 あちらでもこちらでも泣いている。優勝が懸かっていたわけでも残留が懸かっていたわけでもない。まだリーグ戦が佳境を迎える前段階において、1試合の結果でこのような光景を目にすることはなかなかない。8月28日のJ3、鹿児島ユナイテッドFC-FC今治の一戦。打ち合いを制した今治の選手たちが試合後、感情を抑えきれずにアウェーの地で涙を流していた。

 背景にあったのは新型コロナウイルスの集団感染である。試合の4日前にトップチームの選手12人、橋川和晃監督、クラブスタッフ4人の計17人が陽性となり、さらに試合までに選手1人、スタッフ1人が続けてチームを離れることになった。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by FC.IMABARI

0

0

0

前記事 次記事