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レッドブルvs.フェラーリ、もうひとつの熱い戦い。

初開催マイアミGP終盤、激しい3位争いを展開したサインツとペレス。個の戦いと同時にチーム成績の鍵も握る

 5戦を終えてレッドブルのマックス・フェルスタッペンが3勝、フェラーリのシャルル・ルクレールは2勝。ふたりの稀有な才能が、毎レース、迫力ある接近戦を繰り広げている。ファンが選ぶDriver of the Dayも、フェルスタッペンが2回、ルクレールが3回獲得。従来、順位よりもレース内容が票を左右するアワードも、今年は首位争いのふたりに栄誉を与える。

 そんな華やかなシーズンも、次の段階に入る。タイトル争いの輪郭が明確になるにつれ、チームメイトのレースも重要性を増してくる。

 昨年、速さではルクレールに及ばなくとも、レースを上手くまとめて互角の成績を残してきたカルロス・サインツJr.が、今年のマシンでは苦労している。メルボルンやイモラではスタート直後にリタイア。マイアミGPでも金曜のフリー走行でクラッシュを喫したがそこから挽回。レースでは首の痛みに耐えながら3位表彰台を飾って安堵を口にした。

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photograph by Getty Images

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