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RIZINがついに沖縄初上陸。格闘大国に大型興行は根づくか。

2021/11/14
パンクラスでは軽量級で3階級制覇を成し遂げ、殿堂入りも果たした砂辺。3度目のRIZINでは村元友太郎と対戦

 11月20日、RIZINが沖縄に初上陸を果たす。この地での格闘技のビッグイベント開催は、'04年2月のK-1 JAPAN以来実に17年ぶり。MMA(総合格闘技)絡みのイベントとしては初となる。

 もともと沖縄は格闘技が盛んな土地柄。この島発祥の伝統派空手は教育の一環として取り入れられ、ひとつの通りに空手道場が複数存在するケースもある。プロボクシングでも具志堅用高を筆頭に9名の世界王者を輩出している。都道府県別に見ると、大阪(10人)に次いで第2位。人口を考えると、沖縄の方が圧倒的に拳闘熱は高い。

 沖縄在住の選手としては初めてMMAの王者となり、今大会にも出場する砂辺光久は「沖縄には格闘技=空手というイメージがある」と分析する。「だから格闘技に『怖い、野蛮』といったネガティブなイメージはない」

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photograph by Susumu Nagao

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