精度抜群のキックと卓越した戦術眼を持つスコットランドの前主将にして最高のSHが日本にやってくる。昨年のW杯を最後に代表から退いたレジェンドが自身のキャリアと展望を語る。
歓喜の声をあげる日本代表とサポーターの姿を、正反対の立場から見つめる選手がいた。この試合がスコットランド代表として76試合目、そして最後の試合となったグレイグ・レイドロー主将にとっては、キャリアの中で最も悔しい試合だったかもしれない。
あれから1年。トップリーグNTTコミュニケーションズ・シャイニングアークスの一員として、再び日本へやってきた。今年で35歳を迎えたベテラン名スクラムハーフに、W杯、グラウンド内外の日本での挑戦、そして引退後のキャリアについて語ってもらった。
――昨年のW杯を振り返っていかがですか。
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photograph by Getty Images