「13/13」……過去5年間でJ1最多のPK得点数
豊田陽平は考える。ボールを抱えてペナルティスポットに向かいながら、例えば相手ゴールキーパーのキャリアについて考えてみる。
チーム内での立場はどうなのか、どれくらいの責任感を持った選手なのか。
「ゴールを6分割したとして、どこを守るのがそのキーパーにとって後悔なく仕事を全うしたと言えるか。それを考えます」
キーパー心理からすれば、真ん中に来ると読んだとしても、その場に突っ立ったまま左右に決められるのはバツが悪い。まだキャリアが浅く、立ち位置を確立できていない若いキーパーならなおさらだ。どうしたって左右に飛びたくなる。
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photograph by J.LEAGUE