誰が言い始めたのか「まるでエレベーターのよう」という比喩が言い得て妙だ。今季の西カンファレンスは、3月20日時点でカンファレンス3位から10位までの8チームの差はわずか6.5ゲームという接戦。3月半ばには3.5ゲーム差だったこともある。そのため、試合ごとに該当チームの順位は上がったり下がったり。たとえば、2月のオールスターの時点で3位だったサンアントニオ・スパーズは、一度はプレイオフ圏外の10位まで落とし、その後、6位まで戻している。
その中で、2月半ばから一度も下がることなく、上方向のボタンを押し続けているのがポートランド・トレイルブレイザーズだ。2月中旬には6位だったが、順調に上昇し、3月上旬から3位が定位置となった。2月半ばから1カ月余り負けなしの13連勝。3月20日にヒューストン・ロケッツに敗れて連勝は止まったが、3位の座はキープしている。
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