チームの“3番手”が開幕投手を務めるとなれば、いささか不安にもなる。ところが、開幕投手を務めたほどのピッチャーがローテーションの“3番手”にいるとなれば、一転、充実した投手陣だという話になる。
今のイーグルスが、まさにそうだ。
開幕前、則本昂大がWBCに出場して難しい調整を強いられ、岸孝之がインフルエンザを発症。急遽、巡ってきた開幕投手を務めることになったのが、美馬学だった。
「いや、まさかですよね(笑)。そりゃ、もしかしたら、くらいの気持ちはありましたけど、最終的にはノリ(則本)が投げるんじゃないかと思ってましたから……実際に言われたときは、僕でいいのかなって感じでした」
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photograph by KYODO