長いトンネルを抜け、メジャーの頂点を争った昨シーズン。その確かな手ごたえを携え、彼女は華の舞台が待ち受ける2016年へと歩み出した。
昨夏のLPGAゴルフ・アーカンソー選手権では、2012年以来となるツアー2勝目にあと一歩まで迫り、その後全英オープンでは2年ぶりにメジャーの優勝争いを演じた。苦しい時期を乗り越えて、今再び世界のトップレベルで鎬を削るようになった才女が、新たなシーズンを迎える。
――アメリカで7シーズン目を終えた感想はいかがですか。
「ひとつ前のシーズンにはシード落ちも経験した中で、『優勝争いをしたい』と願って臨んだ1年でした。結果に繋がって本当に嬉しかったです」
――数字だけでは分からないコンディションの上下動もあったと思いますが。
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photograph by Masakazu Yoshiba