全国高校総体バドミントンの女子シングルスで、3連覇のプレッシャーを背負った山口茜(福井・勝山)が見事優勝。史上初の快挙を成し遂げ、歴史にその名を刻んだ。
この日だけで、ダブルスを含め4戦目となったシングルス決勝戦。試合のインターバルは20~30分程度。体力には自信がある山口もさすがに疲労は隠せなかった。第1ゲームを先取し、第2ゲーム、18-20とリードを許す厳しい状況を迎えた。しかし、ここ一番の勝負強さは健在。ネット前での積極的なプレーでポイントを連取し、勝利を手繰り寄せた。いつもと変わらないポーカーフェイスで最後まで集中力を切らさなかった。
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photograph by Kyodo News