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巡業担当の親方が語る夏巡業倍増への軌跡。 ~地方での触れ合いで人気復活!~

2015/07/11
6月の小松巡業で子どもに稽古をつける地元出身の遠藤。この日は6000人が来場した。

 満員御礼の垂れ幕が下がり、本場所ではチケット入手が困難なほどに、その人気が復活している大相撲。興行の世界では、主要都市だけでなく「各地方の津々浦々で人を集めてこそが本物の人気」といわれるそうだ。

 大相撲の巡業は、春・夏・秋・冬の年4回。来たる名古屋場所後の夏巡業は、主に東北・北海道・信越地方を巡回するもので、今年度の予定は17カ所20日間を数える。昨夏の巡業日数は9日間で、実に倍以上に増えているのだ。巡業部に所属する担当親方たち11名は、契約や準備に東奔西走する毎日で、うれしい悲鳴をあげている。そのひとり、千田川親方(元小結闘牙)が現状を説明してくれた。

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photograph by KYODO

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