“童顔の怪物”というべきキックボクサーが現れた。5月31日、村越優汰を2RKOで撃破し、RISEバンタム級王者となった那須川天心のことだ。
昨年7月のデビュー以来6戦全勝(5KO)というレコードで、選手層が厚いことで知られるRISEの頂に就いた。素顔は千葉県下の高校に通う16歳。その面持ちにはあどけなさすら残るが、リングに上がるや軽量級でも精度の高い強打を武器にしたスナイパーに変身する。
どんな格闘技でも少年と成人の間には体の作りやパワーの面で大きな差があるのが普通だが、那須川はその差を感じたことはないと言い切る。
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photograph by Susumu Nagao